February 23, 2009
第81回アカデミー賞
日本映画、ダブル受賞やりましたね!
米映画界最大の祭典、第81回アカデミー賞の授賞式が行われ、大方の予想通り『スラムドッグ$ミリオネア』が作品賞を始めとする8部門で受賞しました。私の大好きなブラピ&アンジーのW受賞は、残念ながら叶いませんでした。でもノミネートだけでもすごいことですよねv
日本の映画界や映画ファンにとって嬉しかったのは、外国語映画賞を『おくりびと』が、短編アニメーション映画賞を『つみきのいえ』が受賞したこと。前評判は良くてもまさかねと思っていたら、2作品も受賞ということで余計に盛り上がりました。
WOWOWで授賞式の様子を見たんですが、なかなか凝った演出で楽しませてくれました。特に俳優部門では歴代の受賞者たちが、今年の候補者を1人ずつ紹介する贅沢な演出。ソフィア・ローレンがメリル・ストリープを紹介する様子は、めちゃくちゃ豪華でした。賞の行方も気になりますが、式そのものを見ることの方が価値があるのかも?
投稿者 mimosa : 11:55 PM
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February 22, 2009
ザ・ロック
日曜洋画劇場で、『ザ・ロック』を観ました。
脱獄不可能の刑務所があったアルカトラズ島に、神経性毒ガスを奪ったテロリスト軍団が観光客を人質にしてたてこもった。タイム・リミットは40時間。FBIは化学兵器のスペシャリスト(ニコラス・ケイジ)と、33年前アルカトラズ島を脱獄したという男(ショーン・コネリー)を「ザ・ロック」と呼ばれる鉄壁の要塞へと送り込む。
たぶん3回以上は観てるんですが、何度観ても面白いです。でも毎度のことながら時間の関係上仕方ないんでしょうけれど、カットされてるシーンもあるのが残念です。
ダラダラしたり、1つのシーンで余り引っ張ったりせず、いろんなアクションシーンが盛り込まれてるのであきませんね。俳優陣も豪華で、それも観ていて楽しいところです。
死んでいった仲間やその家族の無念を晴らすためにテロ行為に走ったハメル准将が、最後の最後まで軍人としてのプライドを捨てず苦悩し、テロリストにはなりきれず最後には部下と敵対するところがいいです。ハメル准将役のエド・ハリスの演技が、渋いです。
余談ですが、以前観た時は「綺麗な女優さん」としか見ていなかったクレア・フォーラニ。ブラピの『ジョー・ブラックをよろしく』を観た時もそんなに印象に残ってなかったんですよね(苦笑)でも今回は、「ああ!『CSI:ニューヨーク』のペイトンだ!」と一人で納得してました。最近古い映画を観たりすると、よくこういうことがあるんですよね。俳優自身が出世してる場合もあるし、私が海外ドラマや映画をここ数年でよく見るようになったからということもあるんですよね。こういう発見も映画を観る楽しみの1つかな、と思いますv
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投稿者 mimosa : 11:55 PM
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February 21, 2009
フェイクシティ
キアヌ・リーブス主演、『フェイクシティ ある男のルール』を観ました。
ロサンジェルス市警のベテラン刑事トム・ラドローは、正義のためには手段を選ばない一匹狼。その強引なやり方が同僚たちからも問題視されていたものの、上司のジャック・ワンダーだけはトムを信じ、庇い続けていた。ある日、トムはかつての相棒ワシントンが、彼を内部調査部に密告しようとしているとの情報を掴み警戒していたところ、当のワシントンが強盗事件に巻き込まれ、彼の目の前で殺されてしまう。犯人を取り逃してしまったトムは、自分に疑惑が向きかねない証拠を処分してしまう一方、自ら犯人を挙げるべく独自で捜査を進めていくが…。
キアヌ好きの映画友達と行ってきました。
予習なしで観たので、必殺仕事人的なやり方で強引に事件を解決する刑事VS内部調査部の部長とのある意味善と悪との対決の話なのかなと思っていましたが、途中から違った展開になりました。でもたぶん犯人はあの人たちだな、と早い段階で予想が出来てしまったんですね(苦笑)ただ思った以上の展開ではありましたが・・・。
こういう話は実際でもゴロゴロしてるんでしょうけれど、勧善懲悪ではないので観た後スッキリしなかったです。突き止めた真実を白日の下には晒さず、結局臭いものにはふたすることになるのでね。それにハードボイルド風にしてるけれど、ラドロー刑事自体の刑事としての信念みたいなものがいま一つわかりにくくて、余計に納得できなかったです。
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投稿者 mimosa : 11:59 PM
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December 21, 2008
沈黙の激突
スティーヴン・セガール主演、『沈黙の激突』を観ました。
何者かによってローソン中佐の部下が惨殺された。彼は遺体から強烈なドラッグが検出されたことで、新種の薬物“CTX”が絡んでいると睨む。その薬物は肉体を進化させ、人間を殺人マシンへと変貌させてしまうのだ。やがて、“CTX”を使った恐るべき計画を知ったローソンは、組織壊滅のため闘いを挑むが、彼の前に最強の敵が立ち塞がる!
先週観た『沈黙のステルス』よりは、セガールの良さは出てたと思いますが、ストーリーは全体的に中途半端な気がしました。
CTX絡みの研究そのものをなかったことにしようとした軍からも襲われるんですが、敵の計画を阻止せずに先にローソン(セガール)たちを消そうとしたストーリー展開は無理があった気がします。CTXを使った恐るべき計画があれで止まったのかどうかも、なんとなく有耶無耶なままの気がしてすっきりしませんでした。
殺人マシンと化して暴走したのが女性だったのは、意外性があって面白かったです。新薬で身体能力が数倍もになった人間より強いって、セガールおじさん素敵でした(爆)1対1のナイフを使った戦いだったので、マーシャルアーツの達人であるセガールの凄さを観ることができました。
ただそろそろネタ切れでしょうか。もう少しストーリーが面白くないと・・・。
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投稿者 mimosa : 11:45 PM
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December 14, 2008
沈黙のステルス
スティーヴン・セガール主演、『沈黙のステルス』を観ました。
軍の最新鋭ステルス実験機が訓練中に盗まれた。国家の最強兵器がテロリストの手に渡るのを阻止するため、優れた戦闘能力をもつジョンが奪還を命じられる。懲罰免除を条件に命令を受け入れるが、そこには大きな陰謀が隠されていた。タイムリミットは24時間。果たしてヤツは、人類存続に関わる最悪の危機を救えるのかーー!?
WOWOWで字幕版を観たんですが、沈黙シリーズはいつも吹き替え版で観ていたので何となくしっくりしませんでした(苦笑)
囚われの身のジョン(セガール)が記憶を消されようとするシーンから始まるんですが、唐突すぎて?マークが頭に飛び交いました。あとからこのことが繋がるんですが、それもちょっと強引な感じでした。
今作は時間との勝負ということや戦闘機を使っての対決もあってなのか、セガール自身が戦うシーンが少ないように思いました。その分面白さが減ったというか迫力に欠けてたので、私的にはイマイチな作品でした。
20日(土)は、『沈黙のステルス』の前年の作品『沈黙の激突』が放送予定です。SF風味を加えた作品だということで、どんな作品になっているのやら。1対1のアクションシーンがたくさんあることを期待して、観てみようと思っています。
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投稿者 mimosa : 11:58 PM
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December 07, 2008
ゴーストシップ
ジョエル・シルヴァーとロバート・ゼメキスが設立したホラー専門映画制作会社ダーク・キャッスル・エンタテインメントの第3弾、『ゴーストシップ』を観ました。
1962年。イタリアから希望の国アメリカに向けて出港したアントニア・グラーザ号。贅の限りを尽くしたこの豪華客船は、航海中に突然その消息を絶った。それから40年後の現在。海難救助用のタグボート”アークティック・ウォリアー”のクルーたちは、謎の男からベーリング海に浮かぶ巨大漂流船のサルベージ依頼を受ける。その船こそが40年前に消息を断ったゴーストシップ=アントニア・グラーザ号であることも知らずに……。一体この船で何が起きたのか?乗船していた1100人もの人間が忽然と姿を消したのはなぜか?謎と恐怖が支配する、ゴーストシップへようこそ---。
ガブリエル・バーン、 ジュリアナ・マルグリースが共演するホラー映画ということでちょっぴり期待してたんですが、これってホラー?と思えるほどあんまり怖くなかったですorz 最初に豪華客船の乗客やクルーたちに起こる残酷なシーン(映画後半で詳しく出てきますが)が一番怖いかもしれないです。
なぜゴーストシップになったか、謎解きも一気に説明されるのでふーんという感じでした。サタンの部下(?)に唆された人間が欲に目がくらんで殺人を犯す・・・やっぱり人間が一番怖いのかも?!
船長役のガブリエル・バーンもせっかく起用したのに、生かしきれてなくて残念!全体的にもっとハラハラドキドキさせて欲しかったです。
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投稿者 mimosa : 11:58 PM
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November 02, 2008
P.S.アイラブユー
私にとっては久しぶりの恋愛映画、『P.S.アイラブユー』を観て来ました。
号泣覚悟で観に行ったんですが、意外にも泣ける場面は少なくてほんわかと心が温かくなるような映画でした。
ホリー(ヒラリー・スワンク)とジェリー(ジェラルド・バトラー)の夫婦が、とても可愛らしく素敵であんな夫婦ならいいなと羨ましく思いました。日本人にはたぶん無理でしょうけれど(苦笑)一緒に観に行っただんなはどんな風に思っていたのかな?
早すぎる夫の死後塞ぎこんでいたホリーのもとに届くジェリーからの手紙をきっかけに、友人や家族の支えもあってすこしずつ立ち直って行く姿は微笑ましく素直によかったなと思いました。でも最後の最後に母親に吐露した心情がとても切なくて・・・思わず涙が溢れてしまいました。安易に新しい恋愛に流されず、新しい人生へと踏み出したところがよかったです。
母親役のキャシー・ベイツがキリリと引き締めてくれて、さすがだなと思いました。男性陣もチャーミングだったし、ところどころに散りばめられたユーモアが素敵でした。たまには恋愛映画もいいものですね。
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投稿者 mimosa : 11:52 PM
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October 12, 2008
キングダム/見えざる敵
WOWOWで放送された『キングダム/見えざる敵』を観ました。2007年秋に公開されたピーター・バーグ監督のサスペンス・アクション映画です。
FBI捜査官のロナルド・フルーリ(ジェイミー・フォックス)は、絶対君主制の王国サウジアラビア-“キングダム”-で起こった在住アメリカ人を狙ったテロ殺害事件の捜査のため、エリート捜査員3人(ジェニファー・ガーナー、クリス・クーパー、ジェイソン・ベイトマン)とともに現地に赴く。しかし彼らに許された時間はたったの一週間。他人を犠牲にしても私腹を肥やそうとする資産家たちや、一筋縄では行かない政治家たち、そして西側諸国を目の敵にしているテロリストなどそれぞれの思惑が複雑に絡み合い、やがて捜査官たちの命もが危険に晒される・・。
FBI VS 禁断の王国<キングダム>―。ラスト30分間、あなたは戦場の真っ只中に放り込まれる―!!
冒頭、アメリカとサウジアラビアの関係についての歴史が語られます。その後に平和な日常が一気に殺戮へと変わるシーン。そして大勢の人を巻き込む自爆テロ。テロの恐怖を見せつけられます。
その自爆テロに巻き込まれたFBI捜査官の同僚たちが捜査のために現地に乗り込むわけですが、これ以上刺激してさらなる混乱を招きたくない政治家に阻まれて、結局は違法なやり方で許可無しで赴くことになるので、ほとんど味方無し・・・というか自分たち以外に誰が敵か味方か判断できない状況で捜査することになり、捜査自体もサウジのルールに則るためほとんど何もできない状態になるわけです。
ただそこからがアメリカ的というか(笑)FBI捜査官が実に有能で、ホンの少しの証拠から徐々に敵に近づいて行き、サウジの警察官を味方に付けて敵を追い込んでいきます。ただその間もアメリカ人をよく思わない人たちに邪魔をされたり、緊張感がどんどん増していき、ハラハラしながら観ることになります。
最終的にはテロの対象とされ攻撃を受けるわけですが、周りがすべて敵というくらいの状況の中で戦うシーンは圧倒されますね。子供が武器を持って攻撃してくるシーンは、悲しくなりました。そして敵の指導者が死ぬ間際に孫に囁いたことと、FBI捜査官が友人である同僚が死んだことを知った同僚に囁いた慰めの言葉が同じだったこと。これを聞くと世の中からテロや戦争は無くなることはないんだろうな、と絶望に似た気持ちになりました。
どんなにこちらに正義があったしても、殺されたものを思う気持ちは誰でも一緒で、個々の命はたった1つしかないわけですから・・・。改めてそういうことを考えさせられる映画だったなと思います。
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投稿者 mimosa : 11:53 PM
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October 11, 2008
容疑者Xの献身
東野圭吾原作、福山雅治映画初主演の『容疑者Xの献身』観て来ました。
原作は未読、予備知識なしで観たんですが、これは月9の『ガリレオ』とは別ものでした。はっきり言って、数学教師石神役の堤真一さんの映画です(苦笑)でも映画としてはよく出来ていたと思いますし、ラストの方では泣いてしまいました。
日常のささいなことに光を見出した、孤独な男の悲しい愛の物語でした。
月9の『ガリレオ』を思い出させるのは、冒頭のヨットの遠隔爆破の証明をしているところくらいでしょうか?論理的に証明できない「愛」と「友情」に揺れる湯川教授が描かれてます。
最初から犯人も共犯者もわかっているんですが、最後にトリックが明かされるまで、あれ?と思うところはいろいろありましたが、これもありかな?あれもありかな?と思わせてくれたので、最後まで楽しめました。
そして、どうして石神がそういう行動を取ったのか。回想シーンと共に明かされていくところは、すごく切なくて思わず涙がこぼれてしまいました。そして最後の慟哭・・・守りきれなかったことへのいろいろな感情が込められたシーンは涙が溢れました。堤さん、さすがです!
原作読まない方がいいのかしら?でもどんな違いがあるか比べてみたい気もします。10月24日にはシリーズ最新作が2巻同時に発売されるようですし、シリーズ全作品読んでみてもいいかもしれませんね。
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投稿者 mimosa : 11:58 PM
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September 27, 2008
ウォンテッド
アンジェリーナ・ジョリー主演『ウォンテッド』を観て来ました。
謎の暗殺者集団の設定も、新次元アクションも、原作がグラフィック・ノベル(大人向けのアメリカン・コミック)ということだから頷けます。
(以下ネタバレあり)
うだつの上がらないサラリーマン(主人公)が暗殺組織にスカウトされ、暗殺者に仕立て上げられていくんですが、その訓練方法も相当変わってました(苦笑)それに何より暗殺命令が織機によってもたらされ、悪人かどうかもわからないまま暗殺するという変わった設定でした。日本的にいうと必殺仕事人的なことを考えていたんですが、全然違ってましたね。一応その人を殺さなければ、1000人の運命が悲惨なものになるということで納得させられてはいましたけれど・・・。
そして主人公は父親を殺されたと聞かされて、その復讐のためにと腕を磨いていたのに、実際は・・・。よくあるストーリーといえばそうなんですが、展開は意外なものでしたよ。そこまでするか?と驚きでした。冒頭のシーンから派手なアクションシーンが続くし、列車が鉄橋から落ちるシーンも見ものでした。でも一番好きなのは、上司にキレるシーンだったりして(爆)
さてアンジェリーナ・ジョリーですが、相変わらずカッコよかったです!子供を生んだとは思えないボディー・・・ため息が出ます。暗殺者役が似合うっていうのもアレですが、動きがしなやかで見ていて惚れ惚れしちゃいます。
この作品は3部作といううわさも出ているらしいですが、暗殺組織に関っていた人もまだいるみたいですし、後を残さない弾の出所も気になるところですが、これで終わりでもいいかなと思ったりもします。でも興行的に成功するとパート2があるということも多いですよね。パート2以降は面白くない作品も多いので、どうなることやら・・・。
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投稿者 mimosa : 11:50 PM
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September 11, 2008
山猫は眠らない3 決別の照準
木曜洋画劇場で、トム・ベレンジャー主演『山猫は眠らない3 決別の照準』を観ました。
復職を果たしたベケットに新たに下された命令は、ベトナム戦争での戦友の抹殺だった…。“狙撃”をという静かなアクションを激しい市街戦等と絡めて描いたミリタリー・アクション第3弾。
海兵隊の凄腕スナイパーのベケットは、1作目で利き指を怪我して、本作ではさらにそれが悪化して麻痺が出ている状態。そんな中戦友で命の恩人を狙撃するという任務を課せられるんですが、1発で仕留められるはずが利き指の麻痺のせいか外してしまい窮地に陥ります。実は自分も殺されるところで、そこにはある思惑が・・・。
ストーリー自体はありふれてると思います。かつての仲間も偉くなれば、いろいろ困ることも出てきて、そうなれば秘密を知るものは消せという単純な話です。でもトム・ベレンジャー扮するベネットが渋くて、でも歳をとったせいなのかちょっと感傷的になったり、人間味が溢れていてなかなか味があります。最終的に戦友を殺す場面は、ある意味凄かったです。これぞ、スナイパーという感じでしょうか。
今回相棒となる刑事役のバイロン・マン。最近よく見かけて気になる俳優です。ブログには書いてないですが、最近観たスティーブン・セガールの『沈黙の聖戦』にも出ていました。うる覚えなんですが、出だしのシーンが似ていたような・・・。
前2作は観ていませんが、いろんな評価を見ていると1作目が一番良さそうなので、機会があればレンタルして観てみようと思います。この作品だけでも大丈夫ですが、やっぱり順を追っていった方が主人公のいろんな面がわかりますものね。
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投稿者 mimosa : 11:53 PM
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August 31, 2008
ハンコック
ウィル・スミス主演、『ハンコック』観て来ました。
アルコールが大好き、キレやすい、人助けをすれば力加減ができず甚大な損害を出してしまう、そんな嫌われ者のヒーローが、ある男との出会いにより改心してスーパーヒーローに変身する・・・そんな単純なお話かと思っていたんですが、後半は意外な展開でした。
いろんなスーパーヒーローがいますけれど、最初ここまで嫌われてるヒーローも珍しいというくらい嫌われてましたね(爆)人慣れしない孤独なヒーローが少しずつ心を開いて周りと協調していく経過は、よく描かれていたと思います。使い方を間違えて「グッジョブ(good job)」と警官たちにいう場面が、心にグッときました。
シャーリーズ・セロン扮するハンコックを改心させた男の妻は、たぶん記憶喪失になる前の彼女か何かなんだろうと思っていたら、それ以上の存在でその設定には驚かされました。ハンコック自身の秘密も明かされていくんですが、最後はちょっとせつない展開でオールハッピーエンドという感じじゃないところが逆によかったかなと思います。
不死身のヒーローの細かい設定には??と思うところもありますが、全体的には面白かったなと思います。音楽もよかったし、気楽に楽しめるんじゃないでしょうか。
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投稿者 mimosa : 11:58 PM
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August 10, 2008
ザ・コア
日曜洋画劇場で、『ザ・コア』を観ました。
イギリス、トラファルガー広場で鳥が突然人々を襲った大惨事・・・でも本当は襲ったのではなく、鳥が方向感覚を失ったために人やビルにぶつかったためだった。TV版ではこんな冒頭で始まったパニック映画です。
地球の磁場がおかしくなっていると気付いた地球物理学者が世界各地の異常現象を調査分析した結果、地球のコアの停止がわかり地球滅亡まであと1年ほどという進言するんですが、それを国がすぐに受け入れて行動に移すのにちょっと違和感がありました。権威のある物理学者の助言のあったせいなのかと思ったんですが、それには訳があったということがのちにわかります。
実際に地球の磁場が減少しつつあるという前提で作られているので、地球上で起きる災害はよりリアルな感じがするのかもしれません。でもコアまで辿り着く探査艇を3ヶ月で作りあげたり、誰も見たことのないところを想像で作るわけですから無理があるのは仕方ないのかもしれないですね。
結果ハッピーエンドですが、原因を作ったのはやっぱり人間でした。もちろん地球自体も変化し、いつか寿命がくるんでしょうけれど、それを早めるか否かは地上にいる人間にかかってるってことなんでしょうね。一応パニック映画となっていますが、パニックの場面は少なく淡々と進行していくので見やすい気がしました。お涙頂戴な場面を全面に出してこないのも、好感が持てました。
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投稿者 mimosa : 11:50 PM
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July 20, 2008
崖の上のポニョ
今日レイトショーで、『崖の上のポニョ』観て来ました!
楽しかった~♪そしてアニメーションの凄さに、圧倒されっぱなしでした。
(以降ネタバレあり)
アンデルセンの『人魚姫』を思わせるような、「大好きな宗介と一緒にいるために、人間になりたいポニョ」と「ポニョを守ると約束した宗介」の物語です。
はっきり言って、あまり深く考えずにシンプルに最後まで観ることが一番なんじゃないでしょうか。もちろん私自身大人なので、いろいろと気になることはありますよ。たとえば宗介のお母さんのリサさんが、スピード出しすぎ!とか、ポニョが宗介のところに来る為に実はみんなに凄く迷惑がかかってる・・・とか。でも5歳の子供が考えるのは、誰が好き!とかそういう単純なことですものね。
今作品は登場人物も少ないし、セリフも少なめ。だからわかり辛いところもあるけれど、余計にアニメーションに惹き付けられました。ポニョの絵が好みじゃないと思っていたんですが、やっぱり動くと全然違いましたね。特に水の中での動きは、本当に凄かったです!あれを手書きでやったなんて、宮崎監督ってやっぱり凄い人なんだなぁと改めて思いました。
最後はプツっと切れるような終わり方でだんなは気に入らなかったようですが、私はあれでよかったんじゃないのかなって思います。アレをすればポニョは人間になることができるってわかってるから、その先は絵にしなくてもわかりますものね。
エンドロールも変わっていて面白かったです。ただ早すぎて細かいところまで観ることができないので、DVDが出たら細かいところまでチェックしたいです。もちろん作品自体の細かいところもね!
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投稿者 mimosa : 11:53 PM
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July 13, 2008
ザ・シューター 極大射程
WOWOWで、『ザ・シューター 極大射程』の日本語吹き替え版を観ました。
元海兵隊のスナイパー、ボブ・リー・スワガー(マーク・ウォールバーグ)は一線を退き、広大な自然が広がる山奥で隠遁生活を送っていた。しかし、退役したアイザック・ジョンソン大佐(ダニー・グローバー)が彼のもとを訪問し、大統領暗殺計画が発覚したため、ボブの力を借りたいと言う。ところが、それは巧妙に仕組まれた罠だった。(シネマトゥデイ)
公開当初から観たかったんですが、ずっと見逃していてやっと観ることができました。でもうっかりしていて日本語吹き替え版だったんですけれど、逆に動きに集中できたのでよかったのかもしれません。
原作は、このミスの2000年の海外部門で1位となったスティーブン・ハンターの『極大射程』。こちらは未読ですが、映画よりも面白いとのことなので近いうちに読んでみたいです。
映画は、スワガーがいかに凄腕スナイパーであることを見せつけるところから始まります。そして愛国心をくすぐられて大統領暗殺計画の阻止に協力するためだと思って出かけたところ、実は犯人に仕立てられた上に殺されそうになります。ここから逃亡と真犯人を追い詰めることになるんですが、ちょっと抜けてるんですがなかなかするどい洞察力のあるFBI捜査官を相棒にするところがなかなか面白かったです。
でも最後は日本なら必殺仕事人的に、悪いやつは葬っちゃうということになってしまったんですよね。国や大企業が絡んだ巨悪は、個人ではどうすることもできないっていうのが正直なところなんでしょうけれどね。ただ最初から殺してしまうこともできたのに、一旦は司法に委ねてみようという話の展開はよかったと思います。原作では法廷のシーンがラストらしいので、映画とは違った終わり方なのかもしれません。余計に原作が気になりますね。
映画としては、メリハリが効いていて最後まで飽きないで観ることが出来ると思います。もちろんドンパチが嫌いな人には向きませんけれど・・・
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投稿者 mimosa : 11:52 PM
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July 09, 2008
鑑識・米沢さん、主役へ!
相棒シリーズのスピンオフ映画『鑑識・米沢守の事件簿』がクランクイン!
ビックリしました~!夕方のニュースで知ったんですが、2時間ドラマでなく映画なんですね~ 『相棒』人気もここまできたか!という感じです。『相棒』ファンとしては嬉しいけれど、「米沢さんの良さはファンだけがわかっていればいいのよ」みたいなマニア心理が働いたりもします(爆)
それにしてもクランクアップまで1ヶ月って短くないですか?劇場版と絡んだお話なので、劇場版の映像とかも使うのもしれませんね。まぁ、何にしても『相棒』ワールドが広がることは嬉しいことですv 今から公開が楽しみです。
東映ウェブサイトの映画リリース詳細ページ
元APブログ
ちなみに原作本は図書館で予約していたんですが、急遽やめました。劇場版であまりに情報仕入れていたら楽しみが半減したので、今度は何も情報仕入れずに行きたいと思います。我慢できるかどうかは、謎ですが・・・(笑) あと映画が続くと『相棒』のシーズン7にも影響あるのではないかと心配ですが、もちろん10月開始で、そして映画に続くというスケジュールですよね??
投稿者 mimosa : 10:00 PM
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July 06, 2008
ボルケーノ
日曜洋画劇場で、『ボルケーノ』を観ました。
トミー・リー・ジョーンズ主演の災害パニックムービー。大都会・ロサンゼルスである日、突如としてマグマが地下から噴出。危機管理局長のロークは被害を食い止めるべく奮闘する。
(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
たぶん2度目。もしかして3度目かも?(苦笑)ロサンゼルスだと地震は思い浮かべますし、死火山であっても山からもし噴火があったとしたらまだあり得ると思うので、街中でのマグマの噴出による火山噴火という設定は映画としては面白いです。実際には、絶対起こってほしくないですけれど・・・。
どうやってマグマの流れを止めるか、トミー・リー・ジョーンズ扮する危機管理局長の奮闘に重きが置かれているので、話が散漫にならずよかったと思います。溶岩流の迫力も凄かったですし、見ごたえがありました。
こういう映画って、現実にはめちゃくちゃになった街を再建するこれからが大変なんですけれど、一応ハッピーエンドなのでつい何度も観てしまうんでしょうか。敵が人間か災害かの違いなだけで、ある意味ヒーローものでもあるんですよね。だからちょっと爽快な気分にさせられるのかも?
投稿者 mimosa : 11:54 PM
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July 05, 2008
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』観て来ました!インディー、おじさんになってたけれど頑張ってました!
最初に思ったのは、予習しておいてよかった~!ってこと。もちろん前3作観てなくても十分楽しめるでしょうけれど、観ておけばさらに楽しめますv
そして、あー、そっちへ行っちゃったのね・・・というのが正直な感想です(苦笑)
↓ぼやかしてますが、ネタバレありです。
のっけからアメリカ軍の施設(エリア51)でのアクションシーンで、インディ・ジョーンズの世界に惹きこまれます。エリア51と聞いてピンときた人にとってはこの映画は十分楽しめたんじゃないかと思いますが、まったく興味のない人にとっては何のこと?って思うことも多かったんじゃなかったでしょうか。私は結構好きですし『X-ファイル』や『インデペンデンス・デイ』に出てきたりしていたので、そうくるかと思いながら観ていました。
ペルーのジャングルでのアクションシーンや遺跡内でのシーンが、インディ・ジョーンズシリーズの醍醐味。インディーおじさん、めちゃくちゃ頑張ってました!そしてお約束の大量の虫のシーン。今回はとっても凄いし、恐ろしいですよ。ケイト・ブランシェットもさすがでした。虫とは違って意味で、怖かったです(爆)
これまでも超常現象みたいなシーンはありましたけれど、今回クリスタル・スカルに秘められていた謎はそれ以上のもの。古代文明についてはそういう説もあること知っていますが、このシリーズではそっちへは行かないで欲しかったです。その点でいうと、魔宮の伝説が一番面白かったのかなと思います。
あと核実験のシーンが出てくるんですが、あれは必要だったんでしょうか?エリア51と核実験場が隣接していて、インディーがいかに困難を切り抜けるかっていうのと、KGBの追っ手から逃げ切るためのシーンだったんでしょうけれど、日本では微妙かもしれないです。
否定的なことも書きましたけれど、インディーとマリオンのその後のエピソードもわかったし、全体的には十分楽しめました。ラスト・シーンは気になるところですが、もう続きはないんですよね?
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投稿者 mimosa : 11:58 PM
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June 29, 2008
アナコンダ2
8年前は、惨劇の序章だった…。日曜洋画劇場で、巨大アナコンダと人間との死闘を描いた『アナコンダ』の続編『アナコンダ2』を観ました。
不老の秘薬を求め、利益に群がる人間たちが密林に足を踏み入れた。それが阿鼻叫喚の蛇地獄の始まりとも知らずに…。触れてはならない聖域を犯してしまった彼らに待ち受けていたのは、おびただしい数の邪悪な生き物。 欲が渦巻きお互いが疑心暗鬼になる中、容赦なく人間を飲み込んでいくアナコンダ。果たして生き残れるのは誰なのか?ーーすぐそばにアナコンダは潜んでいる。(Amazon.co.jpより)
前作も随分前に地上波で観たんですが、その時はアナコンダは1匹。アナコンダも怖かったけれど、ジョン・ヴォイト扮するアナコンダを生け捕りにしようとしている男の方が怖かったことを覚えています。
今回はアナコンダが複数!ジャングルのどこから襲ってくるのか、一体何匹いるのか?ドキドキさせられました。でも欲に駆られて仲間をも殺そうとする人間の方が、よっぽど怖かったです!まっ、案の定やられちゃいますけどね(苦笑)
今作いい味出してたのが、サルのコング。アナコンダに食べられたかと思いきや、ちゃっかり生きて戻ってきたり。コングの表情も可愛いし、コング目線でアナコンダの動きを追うのも不気味さを出してましたね。
ただ複数のアナコンダが一度に襲ってくるところもなかったので、そういう設定にしなくてもよかったような気がします。突然変異のアナコンダが複数出現したのは、不死の秘薬の元になる蘭を食べたからっていう説明がしたい為だったのかもしれないですね。それから今回舞台となったボルネオ島には、アナコンダという種類のヘビはいないみたいです。深く考えず、アナコンダは巨大ヘビの総称みたいに考えればいいんでしょうね。
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投稿者 mimosa : 11:37 PM
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June 26, 2008
スコーピオン・キング
木曜洋画劇場で、ハムナプトラシリーズのスピンオフ作品『スコーピオン・キング』を観ました。
『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』では敵役だったスコーピオン・キングが主人公の本作品ですが、まずまず楽しめました。『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』が8月公開ということですが、このシリーズも好きなので楽しみです。レイチェル・ワイズが降板したのが残念ですけれど・・・。
ザ・ロック扮するマサイアス(スコーピオン・キング)に対して、邪悪な王メムノーンが全然強そうに見えなかったのが残念です。最後にはあっけなくやられちゃうし(苦笑)預言者の力を借りてのし上がったから、やられちゃうとあっさり見限られてしまってましたしね。
ハムナプトラシリーズもそうですが、砂漠のシーンは見ごたえあります!あとワラワラと出てくるアリの群れ!!ぞぞっとしますけれど、ちょっぴりユーモラスでもあります。
せっかく邪悪な王から自由になれたのに、『ハムナプトラ2』によると結局自分も世界を征服しようとして敗れちゃうんですよね。「帝国は永遠に続かない」という預言者の言う通りになりましたとさ(笑)まぁこれは映画の中のフィクションのお話なんですが、スコーピオン・キングは歴史上実在したとか。本当はどんな人物だったんでしょうか?
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投稿者 mimosa : 11:55 PM
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June 22, 2008
レイダース 失われたアーク《聖櫃》
日曜洋画劇場で、インディ・ジョーンズシリーズの1作目『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』を観ました。
冒頭から遺跡でのアクションシーンで引き込まれます。宿敵べロックに何度もしてやられるインディ。賢いのか抜けてるのか・・・(笑)大嫌いなヘビに頭を抱えるシーンが可愛いです。開けてはならない、とされたアークの真の怖さを最後に知ることになるんですが、古代の遺跡って現代では計り知れないことが多いのでこういうこともアリなのかと思ってしまいます。聖書やそれにまつわる話を詳しく知ってるとより楽しめるんでしょうね。
さてこれで前3作を復習したので、近いうちに最新作を観に行こうと思います!
投稿者 mimosa : 11:58 PM
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June 15, 2008
インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
最新作を観る前に、インディー・ジョーンズシリーズを復習中。
日曜洋画劇場で、『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』観ました。公開当時確か劇場で観たと思うんですが、どんな話だったかうる覚えでした(苦笑)でも観ていくうちに、そうだこんな話だった!と記憶が甦ってきました。若い頃のインディ役は、今は亡きリバー・フェニックスだったんですね。ショーン・コネリー扮するインディパパ(ヘンリー)が、めちゃくちゃいい味出してます。
最新作は、1作目とも関連があるとか?来週1作目を観てから、最新作を観ることにします。あっ、もちろん2作目も復習済みですよ(笑)2作目の彼女も最新作に登場とか。いろんな意味で、最新作楽しみです!
投稿者 mimosa : 11:50 PM
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June 01, 2008
アサルト13 要塞警察
日曜洋画劇場で、『アサルト13 要塞警察』を観ました。
激しい吹雪に見舞われる大晦日のデトロイト。老朽化のため、その日を持って閉鎖される“13分署”を謎の武装集団が襲撃する。多数の銃器と爆撃の凄まじい攻撃に、警官と収監された犯罪者は手を結び、脱出を試みるのだが悉く阻止され、次々と仲間は殺されていく。次第に武装集団の正体が明らかになるのだが…。果たして、彼らは無事に夜を生き延びることが出来るのか、また武装集団の目的とは!?
いくら大雪だからって大物の犯罪者を乗せた護送車を、老朽化の為に閉鎖となる警備上問題だらけの警察署に向かわせるところから、ええーって感じでした。襲ってくる武装集団も早い段階で、正体も明らかにされるので物凄くわかりやすい展開でした。でも警官と犯罪者がお互い疑心暗鬼になりながらも、手を組み武装集団と戦うところは面白かったです。
以前に仲間を死なせてしまったことで精神的に不安定な警官のボスにイーサン・ホーク、大物犯罪者役にローレンス・フィッシュバーン、武装集団のボスにガブリエル・バーンとシブイ役者が揃ってるので、まずまず締まった感じに仕上がってます。でも完全に武装した集団が、あんなにたやすくやられるなんてありえません!だからなのか、銃撃戦でハラハラするはずなのに、余りそうならなかったのが残念です。
この映画はジョン・カーペンター監督の『要塞警察』のリメイク版ということですが、そもそも武装集団の設定も違っていてより怖い(緊張感がある)ということなので、そちらの方を今度観てみたいと思います。やっぱりリメイク版が、元の作品を超えることはなかなか難しいんでしょうね。
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投稿者 mimosa : 11:55 PM
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May 10, 2008
相棒-劇場版-
相棒ファンとしては出遅れましたが、ようやく『相棒-劇場版-』観て来ました。
まず失敗したなと思ったのは、映画の宣伝の為の番組を見過ぎたことです。前にも少し書いたんですが、右京さんの爆破シーンや薫ちゃんの川でのシーンなどメイキングを見てしまったので、「あそこであーなるんだ」とストーリーではなく客観的にシーンを追ってしまいました。アクションシーンの少ない『相棒』(ドラマ)にしては珍しい爆破シーンなのに、ハラハラドキドキすることなく観ることになってしまいましたorz
ストーリーでいうと、せっかく東京ビッグシティマラソンのコースに爆弾が仕掛けられたという設定なのに、薫ちゃんが走っても、トリオ・ザ・捜一が焦っても、なぜか緊迫感が伝わってこなかったです。直接コースで爆破シーンがなかったとはいえ、観客が驚いたり逃げるシーンがあってもよかったように思います。
チェスのシーンでは、さすが右京さん!と思いましたが、それでもいつもような右京さんのひらめきというのがあんまり感じられなかったし、公安主導の捜査だったせいかすんなり特命係が受け入れられたりと、ドラマのときより謎解きが簡単だったような気がします。犯人もすぐわかっちゃいましたしね(苦笑)
それでも実際に起こった事件をモチーフにして、正義とは?と考えさせられるテーマを持ってくるのは相棒ならではですね。最後の終わらせ方は少々乱暴な気もしましたが、パート7以降のドラマでこの後の話を引き継いでやってくれるのかという期待もありますし、雛子さんの動向も気になります。
相棒のレギュラー陣に加えて、準レギュラーともいえる主要人物がほとんど登場したり、友情出演であの人があんなところに出演したりと映画ならではの楽しみもありました。でもやっぱりドラマでやってるほうがいいみたいです。
相棒ファンとして期待が膨らみすぎてたので辛口の感想になってますが、ドラマはあまり観てないと言う人にとってはまずまず楽しめるのではないかと思います。
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投稿者 mimosa : 11:59 PM
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May 08, 2008
スネーク・フライト
ヘビがジャンボをジャックする― 6日にWOWOWで放送された、『スネーク・フライト』を観ました。
青年ショーン(=ネイサン・フィリップス)は偶然、森の中でマフィア組織による殺人事件を目撃してしまう。目撃者として保護されたショーンは、ロサンゼルスの裁判所で組織が犯した殺人事件の目撃者として証言するため、護衛を任されたFBI捜査官フリン(=サミュエル・L・ジャクソン)と共に秘密裡にホノルル発ロサンゼルス行サウスパシフィック航空121ジャンボジェットに搭乗する。しかし、組織はショーンの証言を阻止するため、ブラックマンバ、コパーヘッド、レインボーボア、ボールパイソン、数千匹の毒蛇、大蛇たちを新たな暗殺者として機内に送り込んでいた。機内に解き放たれた毒蛇と高度1万メートルの密室でフリン捜査官と乗客たちの命がけの死闘が始まる!
サミュエル・L・ジャクソン主演のフライトパニックムービーです。本物のヘビを使って撮影したそうで、ヘビ嫌いの人は絶対観れない映画かもしれませんね。
フライトパニック物が好きで、主演のサミュエル・L・ジャクソンも好きなので、当初の公開中も気になっていました。でもまさしくヘビが主役とも言えるほどのヘビの多さには、本当にビックリしました。よくあるフライトパニック物と違って、敵対する人間が飛行機に乗ってなくて代わりにヘビが攻撃してくるというもので、どこからどんな風に攻撃してくるかもわからないし、どんな毒をもってるかもわからないので、まさしくパニック状態に陥るところが見物でした。
まさか本物のヘビを使って撮影されたと思わずに観ていたんですが、役者さんたちが普通に演技しているのは凄いですね。もちろんヘビを扱うプロが的確に指示していたとはいえ、普通はありえない状況ですから。ヘビ目線で撮影されてる(これはCGとかでしょうけれど)場面もあって、観ている方はハラハラ度が上がりました。
フライトパニック物ではお約束、パイロットが死んで誰が無事に飛行機を着陸させるかという場面では、よくある女性のフライトアテンダントではないところもよかったです。ただ思ったよりあっさり着陸したので、もう少しドキドキさせられてもよかったかもしれません。まぁ、ヘビとの対決がメインだから仕方ないですね(苦笑)
B級モンスターパニックも好きは私にとっては、なかなか面白い映画でしたv
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投稿者 mimosa : 11:52 PM
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March 23, 2008
ノーカントリー
アカデミー賞4冠、コーエン兄弟の『ノーカントリー』を観て来ました。2日続けての映画鑑賞は久しぶりです。
狩りをしていたルウェリン(ジョシュ・ブローリン)は、死体の山に囲まれた大量のヘロインと200万ドルの大金を発見する。危険なにおいを感じ取りながらも金を持ち去った彼は、謎の殺し屋シガー(ハビエル・バルデム)に追われることになる。事態を察知した保安官ベル(トミー・リー・ジョーンズ)は、2人の行方を追い始めるが……。(シネマトゥデイ)
(ネタバレあり)
助演男優賞を受賞したハビエル・バルデムが演じた殺し屋は、本当に怖かったです。本来の目的は持ち去られたお金を取り返すことなんでしょうけれど、依頼されたことは二の次で自分だけのルールに則って、淡々と殺していくのが恐怖でした。それから酸素ボンベをエアガンのようにしていたものは、凄く印象に残りますね。あれって原作にあったんですしょうか?
お金を持ち去って追われる男は、機転がきくのか抜けてるのかよくわからなかったですね(苦笑)最初の現場に水を持って取って返さなければ、すぐに目を付けられることもなかったんでしょうし、すぐに居所がわかってしまうのは発信機が付いていることくらいもっと早く気付くべきだったですよね。それでも殺し屋に対して一矢報いたりなかなかやる~と思っていたら、最後は殺されるシーンそのものがなかったりして・・・。この演出には肩透かしを食らった気がしました。
殺し屋の最後のシーンは、最後に残した追われる男との約束を果たしに妻のところにやってきた帰りに交通事故であわや死んでしまったのか!と一瞬思わせて、大怪我をしながらも何事もなかったように去っていくというものでしたけれど、不気味さをより一層残した演出でしたね。妻は殺されたかどうか実際には出てきませんが、私は殺されなかったんじゃないかなと思います。勘ですけれど(笑)
映画のラストシーンは、保安官の夢のお話。これで終わりなの?というところで終わったので、余計にこの映画について考えさせられる気がしました。テキサスの荒涼なる大地と年老いた保安官、そして自分のルールでだけ生きる殺し屋。寂寥感だけが残るような映画でした。
アカデミー賞を受賞したことで興味を持った作品でしたが、普段の私なら選ばなかったかもしれないですね(苦笑)
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投稿者 mimosa : 11:15 PM
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March 22, 2008
バンテージ・ポイント
大統領の狙撃事件を8人の視点から真相にせまる、『バンテージ・ポイント』観て来ました。期待以上に面白かったです!
最初に大統領の狙撃シーンまで見せて、そのあと8人それぞれの視点で狙撃までのシーンを描いていくリワインド手法を用いた映画です。1人目2人目を順を追うごとに真相が明らかになっていくんですが、巻き戻るごとに緊張感が切れてしまうのがちょっと残念でした。
ストーリー的にはそれほど珍しいものでもないし、テロする側の背景とかがもっとわかれば映画に深みが出たのかな?とも思います。でも8人それぞれの視点ごとに緊張感はあったし、カーチェイスの場面も迫力があってよかったです。最後は意外な展開であっさり終わるんですが、犯人にも良心があるといいたかったのかしら?
しかしここまであっさりとテロ組織にしてやられるとはちょっと考え難いんですが、アメリカ本土を舞台にしてないところがポイントかも?(苦笑)テロ撲滅をスピーチするはずの大統領のセリフに「報復していては終わらない」のようなものがあったのと、それと対照的にテロの犯人の1人のセリフに「戦いは終わらない」というのがあって、これがいつまでも戦争(テロも含めて)が終わらない(終わらせることができない)現実なんでしょうね。
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投稿者 mimosa : 11:50 PM
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February 29, 2008
パニッシャー
日本テレビ系金曜ロードショーで、『パニッシャー』を観ました。
ある夜、裏社会を牛耳る資産家ハワード・セイントの溺愛する息子ボビーが、密輸取引現場でFBIに射殺された。やがて事件の背後に潜入捜査官フランク・キャッスルの存在を知ったセイントは、キャッスルへの報復を誓う。その頃、今回のミッション成功を機に国外へと異動するキャッスルは、親族を集めてリゾート地でパーティを開き、楽しい時を過ごしていた。そこへセイントの一味が送り込まれ、家族は皆殺しにされてしまう。奇跡的に命を取り留めたキャッスルは、セイントを法律で罰せないと悟り、自らの手で制裁を下す決意を固めるのだった…。
この映画もアメコミが原作なんですね。アメリカでは人気があって、今年9月に続編が登場する予定だとか・・・。
制裁を下すとなってますが、感情的に復讐してるという感じが拭えませんでした。悪役のセイントも極悪非道というにはちょっとマヌケな感じ?(笑)コミックが原作のせいなのか、ちょっとコメディタッチのところもありましたね。
地上波で観ると必然的に吹き替え版なのですが、キャッスル役が小山力也さんだったのが困りました。小山さんと言えば最近では『24』のジャック・バウワー役がハマり役で、どうしてもそのイメージが頭にあって切り離すのが難しいんです。劇中のニュースの中で、「キャッスルがCTUにもいたことがあり・・・」なんて流れたもんだから余計ですね(苦笑)(一瞬流れただけなので、もしかしたら聞き違いということもあるかもですが・・・)
続編は完全に私刑執行人になった後の話になるんでしょうけれど、そうなると日本の『必殺仕事人』みたいな感じになるのかしら?それはそれで観てみたいかも(笑)
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投稿者 mimosa : 11:55 PM
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February 25, 2008
『ノーカントリー』がアカデミー賞4冠
映画好きなら当然結果が気になるアカデミー賞ですが、今回はコーエン兄弟の『ノーカントリー』が作品賞・監督賞・助演男優賞・脚色賞の4部門を受賞しました。
日本では3月15日より全国ロードショー。原作は、コーマック・マッカーシーの『NO COUNTRY FOR OLD MEN』。
今年のアカデミー賞はほとんどチェックしていなかったので、作品賞を受賞したこの作品について今更ですが興味が湧いてきました(苦笑)常日頃から悪役が良くないと映画は面白くないと思っているので、麻薬密売に絡んだ大金を手にした男を追う、非情な殺し屋役のハビエル・バルデムが助演男優賞を受賞したことで、更に期待は高まります。アカデミー賞を獲得したことで劇場へ足を運ぶ人も多いでしょうけれど、公開後なるべく早く見に行きたいなと思います。
投稿者 mimosa : 10:02 PM
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February 24, 2008
シークレット・ウィンドウ
日曜洋画劇場で、ジョニー・デップ主演×スティーヴン・キング原作の『シークレット・ウィンドウ』を観ました。
人気作家モート・レイニーの前に、謎の男シューターが現れた。男は自分の小説が盗作されたと言い、覚えのないモートにつきまとう。やがて、シューターの姿を見た者や正体を探る者が、次々と命を落とす。ただ一人、モートを除いてー。男は何者なのか?本当の狙いは何なのか?全編に張りめぐらされた謎解きの伏線、かつてない戦慄、そして予測不可能の結末がー。
『秘密の窓、秘密の庭』(『Four Past Midnight』所収)という中篇作品が原作で、原作とは異なる結末で描いた映画です。
(ネタバレあり)
原作も読んでないし、映画の前知識なしで観ました。前半は、神出鬼没な謎の男の行動に派手な殺戮シーンはなくとも、いつ襲ってくるかわからないという恐怖がジワジワと迫ってくるのはドキドキさせられました。でも途中から何となく結末が見えてきて、はっきりとそうだとわかったときはガッカリさせられました。最近この手の作品が多いですね(苦笑)
統合失調症や多重人格(この作品は、後者か?)を扱った作品では、主人公がそれで犯人であった場合、ストーリーはいろいろあれどラストのどんでん返し的な要素が同じになってしまうので、初めてそういう映画を観た時はその衝撃に驚かされますが、何度も同じ様な作品を観ると途中からまたかという気にさせられます。似たようなコピーに惹かれる私もいけないのかもしれないですが・・・。
でもこの作品は、ジョニー・デップ好きにはたまらないですね。1人芝居も多いですしねv あとラストでとうもろこしがいっぱい出てくるところは、気持ち悪かったです。原作のラストシーン、どんなのでしょうか?気になります。
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投稿者 mimosa : 11:59 PM
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