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July 05, 2009

官僚たちの夏

TBS日曜劇場で今日から始まった、『官僚たちの夏』を観ました。

官僚たちの夏 (新潮文庫)

城山三郎さんの同名小説のドラマ化です。主人公の風越役の佐藤浩市さん始め、周りを固める俳優陣も芸達者な人ばかりの上、セットや背景(CGもあるのかな?)もよくできていて、映画さながらな豪華さです。映画『3丁目の夕日』を思い出しました。NHKが好きそうなお話だと思っていたら、1996年に放送していたんですね。昭和30年代高度成長期、日本を豊かな国にしようと使命感に燃える官僚たちの物語ですが、こういう話がまたドラマ化されるというのは、昨今の日本が元気がないからでしょうか?(勘ぐり過ぎ?)

第一話は、その当時まだ手の届かないものだった「車」を日本人にも買える国産車を作るために奔走する話でした。いちばん驚いたのは、世論が反対していると言われていた「国民車構想」を牽引しある意味問題児的な風越がエリートコースへ一番乗りとされる大臣官房秘書課長になったこと。セリフの中にもあったんですが、普通左遷されると思いますよね。その上次の自動車課長も好きに決めていいなんて、よほど腕を買われていたのか、事務次官が頭の柔らかい人だったんでしょうね。産業が発展して行く過程でどういうことが行われていたか垣間見れるのも面白いし、官僚同士のプライドや情熱をかけた駆け引きも見所がありそうなので、次回も楽しみです。

posted at 11:56 PM|テレビ・アニメの話

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