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December 25, 2006
『軽井沢のボーイ』
職場のパート仲間から借りた本『軽井沢のボーイ-少年という名の犬とすごした4年半』という本を読みました。軽井沢嫌い、犬嫌いだった著者が、軽井沢に定住し犬を飼って過ごした4年半+αのお話です。
著者の海老原氏は、お笑い番組の放送作家でドリフターズやとんねるずなどのコントの台本やNHKの「お江戸でござる」や吉本新喜劇の脚本などを執筆されてる方らしいです。実はこの方、パート仲間の友達の友達らしく、そのつながりで私も読むことになったんです。
本好きの私ですが、ほぼミステリーしか読まないので、この本を貸してくれると言われた時は正直困りました。本の善し悪しに関らず、エッセイとかはよほどでないと読まないし、内容によっては最後まで読めるかな?と心配になりました。でもよく話を聞くと犬との生活を書いた本だということで、犬好きの私はほっと一安心しました。
帰宅途中のバスの中で読み始めると、最初はなぜ軽井沢が嫌いかという話から始まったのと、ちょっと文章が硬い感じがして読み辛い気がしたんですが、読み進めていくうちに気にならなくなり、犬を飼う話になる頃はすっかり引き込まれていました。
ボーイという名前のこの犬は賢くて、良い子で、著者夫婦との日常の様子を読み進めていくと、その姿が頭に浮かんできてこちらまで心がほんわかしてきました。犬嫌いだった著者が、犬好き(この犬限定?)になっていくのも分かる気がしました。
そんな良い子のボーイは、突然4年半という短い人生で天国に旅立ってしまうのですが、最後の瞬間までの著者夫婦の想い・・・悲しみ、苦しみ、切なさに、涙なしでは読むことはできませんでした。犬の寿命と言われる14、5年生きることができればもちろん良かったに決まっていますが、愛情深く濃縮された4年半で、著者夫婦もボーイもとても幸せだったのではないかなと思います。
こういう本を読むと別れがくるとわかっていても、やっぱり犬と生活するっていいものだなと改めて思います。マンション暮らしの私には、夢のまた夢ですけれど・・・。
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posted at 12:33 AM|日々の出来事
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