« 誕生日ではないけれど・・・(BlogPet) |
メイン
| バックアップの方法 »
July 19, 2005
姑獲鳥の夏
京極夏彦さんのデビュー作で、人気の京極堂シリーズ第1作目の『姑獲鳥の夏』(うぶめのなつ)の映画化です。
↑こちらは今年の4月に出た文庫の分冊版です。私は98年9月に出た文庫版で原作を読みました。それからもう7年くらいになるので原作も記憶が薄れているところもありますが、京極堂シリーズは好きなので私なりにイメージしていたのでそれを踏まえての感想となります。ネタバレも多少ありますので、これからご覧になる方はご注意ください。
◆公式サイトはこちら
この世には不思議なことなど何もないのだよ――古本屋にして陰陽師(おんみょうじ)が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第1弾。東京・雑司ヶ谷(ぞうしがや)の医院に奇怪な噂が流れる。娘は20箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。文士・関口や探偵・榎木津(えのきづ)らの推理を超え噂は意外な結末へ。(Amazon.jp/出版社・著者からの内容紹介)
うーん・・・全体的に言えば、映像に凝り過ぎた為に余計に安っぽい仕上がりになってしまったという感じでしょうか。これでもかと姑獲鳥の映像が出たり、画面がぐるぐる回ったり。(三半規管弱い方はご注意!)これが実相寺監督の手法なんでしょうけれどね・・・。やはりあれだけの大作を2時間くらいの映画にするのは無理がありますよね。
配役のイメージは1番ダメかなぁと思っていた関口巽役の永瀬正敏さんがわりとハマってたかなと思います。私のイメージでいうともっとダサい感じだったんですけど、あのメガネのせいかグルグルと自分の世界にハマり込んでいく感じはよく出てたんじゃないかなと思います。
京極堂、中禅寺秋彦役の堤真一さんですが、インパクトにかけると言うか、存在感がないというか・・・演出のせいなんでしょうかねぇ。それから榎木津礼二郎役の阿部寛さん。もっとキテレツな感じが出てもよかったのにこちらも中途半端、でも今いる役者さんの中では榎さんやるのはこの人くらいなのかな?あと木場修太郎役の宮迫博之さんは、木場修にしてはスマートすぎた感じです。私のイメージではもっとゴツゴツした感じなのに・・・。
著者の京極さんですけれど、「あの人」の役で出ていました。この方自分の原作がドラマなどになる時はよく顔を出されますね。「あの人」というのは妖怪を書く方ですよ。わかっちゃったかな?(笑)
京極堂に上って行く坂。もっと長いイメージだったんですが、映画では何だか短く感じました。いろいろ気になることもあるので、もう一度原作読もうと思っています。
<<< 続きを隠す
posted at 12:37 AM|映画の話
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://sweetmimosa.com/blog/mt/mt-tb.cgi/204
◆ トラックバックの重複分については、管理人にて削除しますので
コメント等は不要です。
コメントしてください
サイン・インを確認しました、
さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)
◆ コメントの重複分については、管理人にて削除しますので
コメント等は不要です。
with Ajax Amazon
└もえこ [10/16 18:29]
└mimosa [10/17 01:36]
└もえこ [07/20 11:41]
└mimosa [07/21 00:06]
└まお [01/15 22:03]
└mimosa [01/16 00:38]
└バルビレッジ [02/13 21:21]
└mimosa [02/14 00:07]
└和 [12/15 19:06]
└mimosa [12/15 21:15]
└さえら [08/23 09:08]
└mimosa [08/23 22:20]
└青島刑事 [08/01 06:55]
└mimosa [08/02 00:47]
└萌絵コ [05/12 02:13]
└mimosa [05/16 01:01]
└ひだりん [04/14 02:01]
└mimosa [04/14 23:59]
└○交換屋○ [04/03 13:23]
└mimosa [04/07 00:30]
└もえこ [03/18 00:42]
└mimosa [03/21 01:08]
└青島刑事 [03/22 01:10]
└もえこ [03/23 01:21]
└mimosa [03/23 22:45]